Instagram乗っ取り対処法|実体験をもとに復旧手順を徹底解説

Instagram乗っ取り対処法|実体験をもとに復旧手順を徹底解説

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【重要】Instagram乗っ取りの対処法まとめ

Instagram乗っ取りの被害に遭った場合、以下の手順で対応しましょう。

1. パスワードリセットを試みる
 まずはメールアドレスや電話番号宛にリセットリンクを送信

2. 2段階認証を設定する
 アカウント復旧後は必ず設定して再発を防止

3. 不審なログイン通知には即座に対応
 通知を見逃さないよう設定を確認

本記事では、2025年2月に実際に経験したInstagram乗っ取り事例と、その復旧までの詳細な手順を解説します。

乗っ取り発覚時の緊急対応手順

1. ログイン試行とパスワードリセット

・通常ログインを試す:まずは普段通りのログインを試みましょう

・パスワードリセットを実行:ログインできない場合は、登録済みのメールアドレスまたは電話番号宛にリセットリンクを送信

・リセットメールが届かない場合:乗っ取り犯がメールアドレスや電話番号を変更している可能性があります

2. アカウント情報の確認と修正

・メールアドレス・電話番号の確認:[設定]→[個人情報]から確認し、変更されていれば元に戻す

・2段階認証の設定:ログインできたら、すぐにSMSやGoogle Authenticatorを用いた2段階認証を設定

実体験:Instagram乗っ取り復旧までの道のり

2025/02/18 – 乗っ取り発覚

<状況>
・クライアントAから「Instagramが乗っ取られた」と連絡を受ける

・パスワード再設定メールを送信するも、顔認証でオーナー確認ができず

・バックアップコードの取得に失敗


<初期対応>
・一時的に新しいアカウントを作成

・弁護士に相談

・他のユーザーに「不正アカウント」として報告を依頼
 


 

2025/02/20 – 本格的な復旧作業

<アカウント状況の確認>
・ユーザー名、メールアドレス、電話番号は変更されていなかった

・パスワードのみ変更されていた

・電話番号が残っていたため、復旧の可能性が高まる

<復旧作業の実施>
1. メールとSMSでパスワード変更リクエストを繰り返し送信

2. 顔認証を複数回試行(成功率は低い)

3. 4回目の顔認証でバックアップコードを取得

4. アカウントへのログイン成功

再乗っ取りと最終的な奪還

再乗っ取りの発生

・一度復旧したものの、再びパスワードを変更され乗っ取られる

・フォロワー約40人へ不正DMが送信される
 

最終奪還作戦

1. 諦めずにパスワード変更リクエストを継続

2. バックアップコードを再取得し、ログイン成功

3. 強固なパスワードに変更し、2段階認証を設定

4. 6時間に及ぶ戦いの末、完全にアカウントを奪還

成功の要因と今後の防止策

<成功の要因>

・電話番号が変更されていなかった:SMS認証が残っていたため復旧できた

・諦めずに何度も試行した:Instagramの認証システムは繰り返し試すことで突破できることがある

・フォロワーへの迅速な注意喚起:被害の拡大を防止できた

<乗っ取り防止のための対策>

✅ 2段階認証を必ず設定する:Google Authenticatorの使用を推奨
✅ パスワードは定期的に変更する:推測されにくい複雑なものを使用
✅ 不審なメールやDMを開かない:特に「Instagram公式」を装ったものに注意
✅ アカウント情報を他人と共有しない:個人情報の管理を徹底
✅ 不審なログイン通知には即座に対応:通知設定を確認しておく

まとめ

Instagram乗っ取りの被害に遭った場合、パスワードリセットを試み、メールや電話番号が変更されていなければ復旧のチャンスがあります。顔認証やバックアップコード取得を諦めずに何度も試すことが重要です。

また、フォロワーへの注意喚起を行い、被害の拡大を防ぎましょう。アカウント復旧後は必ず2段階認証を設定し、今後の乗っ取りを防止することが大切です。

最後に、定期的なセキュリティ対策の見直しを行い、大切なSNSアカウントを守りましょう。